Pepperの移動について
Pepperを移動するときは、Pepperの損傷を防ぐためにも必ず次の手順に従ってください。電源ON時とOFF時とで手順が異なるので、ご注意ください。
Pepperの姿勢を整える
腰を後方に、上体を前方に倒して座らせたような姿勢です。Pepperを移動する必要があるとき、転倒したときなどはセーフレストの姿勢に整えてください。※Pepperがレスト状態、およびスリープ状態のときは自動的にセーフレストの姿勢となります。
Pepperをセーフレストの姿勢に整えます。
- 充電プラグがPepperから外れていることを確認する
- Pepperの電源を切る(⇒コチラ)
- 緊急停止ボタンを押す(⇒コチラ)
- Pepperを移動中に誤って胸部ボタンを押してしまう場合に備えて、安全のために緊急停止ボタンを押してください。
- Pepperをしっかりと支えながら、腰/ひざのピン(⇒コチラ)を取り付ける(① ②)
- ピンを取り付けた状態は、腰/ひざが自由に動き転倒する恐れがありますのでご注意ください。Pepperは重いのでしっかりと支えてください。
- Pepperの姿勢が安定するまで、腰を後方に引く(③)
- Pepperの姿勢が安定するまで、腰を前方に押して、セーフレスト(⇒コチラ)の姿勢にする(④)
- 腰/ひざのピンを取り外す
- Pepperの首の後ろの柔らかいカバーを開けて、緊急停止を解除する(⇒コチラ)
- ボタンを軽く右に回し、「ポン」と浮くことを確認してください。
- 電源を入れる(⇒コチラ)
Pepperが転倒した場合
- 柔らかいカバーの上から緊急停止ボタンを押す(⇒コチラ)
- 充電プラグがPepperから外れていることを確認する
- Pepperが倒れている状態で、腰/ひざのピンを取り付ける(① ②)
- ピンを取り付けた状態は、腰/ひざが自由に動くのでご注意ください。Pepperは重いのでしっかりと支えてください。
- 下図のようにPepperをまたぎ、持ち上げてセーフレストの姿勢にする(③ ④)(⇒コチラ)
- 腰/ひざのピンを取り外す
- 緊急停止を解除する(⇒コチラ)
- 電源を入れる(⇒コチラ)
Pepperを移動する(電源ON時)
- 充電プラグがPepperから外れていることを確認する
- 胸部ボタンを2回押して、レスト状態にする
Pepperが基本姿勢に戻ります。
- 充電フラップを開ける
- 下図のように肩に手を置き、もう一方の手をおしりにあてる
- Pepperを目的の場所まで押す
- 胸部ボタンを2回押して、レスト状態を解除する
Pepperの関節が固定されて基本姿勢に戻ります。
- 充電フラップを閉める
Pepperを移動する(電源OFF時)
- Pepperの電源が切れていることを確認する
- 充電プラグがPepperから外れていることを確認する
- 柔らかいカバーの上から緊急停止ボタンを押す(⇒コチラ)
- Pepperを移動中に誤って胸部ボタンを押してしまう場合に備えて、安全のために緊急停止ボタンを押してください。
- Pepperをしっかりと支えながら、腰/ひざのピンを取り付ける(① ②)
- ピンを取り付けた状態は、腰/ひざが自由に動き転倒する恐れがありますのでご注意ください。Pepperは重いのでしっかりと支えてください。
- Pepperの姿勢が安定するまで、腰を後方に引く(③)
- Pepperの姿勢が安定するまで、腰を前方に押して、セーフレスト(⇒コチラ)の姿勢にする(④)
- 腰/ひざのピンを取り外す
- 下図のように肩に手を置き、もう一方の手をおしりにあてる
- 腰/ひざのピンを取り外したことを確認してください。
- Pepperを目的の場所まで押す
- Pepperの首の後ろの柔らかいカバーを開けて、緊急停止を解除する(⇒コチラ)
ボタンを軽く右に回し、「ポン」と浮くことを確認してください
- 電源を入れる(⇒コチラ)
Pepperを持ち上げる
- 充電プラグがPepperから外れていることを確認する
- Pepperの電源を切る(⇒コチラ)
- 柔らかいカバーの上から緊急停止ボタンを押す(⇒コチラ)
- Pepperを移動中に誤って胸部ボタンを押してしまう場合に備えて、安全のために緊急停止ボタンを押してください。
- Pepperが倒れている状態で、腰/ひざのピンを取り付ける(① ②)
- ピンを取り付けた状態は、腰/ひざが自由に動き転倒する恐れがありますのでご注意ください。Pepperは重いのでしっかりと支えてください。
- Pepperの姿勢が安定するまで、腰を後方に引く(③)
- Pepperの姿勢が安定するまで、腰を前方に押して、セーフレスト(⇒コチラ)の姿勢にする(④)
- 腕の下に手を入れて持ち上げ、移動させる
- 床に置くときは、静かに下ろしてセーフレストの姿勢にしてください(⇒コチラ)。
- 腰/ひざのピンを取り外す
Pepperを梱包する
輸送の必要がある場合などは、次の手順に従って梱包してください。
- 充電プラグがPepperから外れていることを確認する
- Pepperの電源を切る(⇒コチラ)
- 電源が切れると、Pepperは自動的にセーフレストの姿勢になります。
- 緊急停止ボタンを押す(⇒コチラ)
- Pepperを移動中に誤って胸部ボタンを押してしまう場合に備えて、安全のために緊急停止ボタンを押してください。
- Pepperが倒れている状態で、腰/ひざのピンを取り付ける(① ②)
- ピンを取り付けた状態は、腰/ひざが自由に動き転倒する恐れがありますので、ご注意ください。Pepperは重いので、しっかりと支えてください。
- 箱を起こす
- 上下の向きが正しいことを確認してください。
- 箱を開け、上側のふたを箱の上面の切れ込みに差し込む
- 内ぶたを取り外す
- Pepperの脇の下から抱きかかえるように持ち上げて、Pepperの底部から箱に入れる
- 底部が入ったら、脚部、上半身の順に緩衝材の奥に入れてください。
- 取っ手に手を入れ、Pepperを押さえながら箱を倒す
- 箱を倒す際はけがの無いよう十分注意し、ゆっくりと倒してください。また、勢いよく倒すとPepperが破損する原因となりますので、注意してください。
- 頭/腕を緩衝材の奥まで入れる
- 頭/腕が緩衝材に収まるまで、しっかり押し込んでください。奥まで入っていないと正しく梱包されず、Pepperの破損の原因となることがあります。
- 充電器をアクセサリーボックスに入れる
- アクセサリーボックスを箱に入れる
- 箱の上面の切れ込みに差し込んだ上側のふたを元に戻す
- 内ぶたをかぶせる
- 内ぶたが箱の上面より浮いていないか確認してください。
内ぶたが浮いているときは、Pepperが緩衝材の奥まで入っていません。Pepperを正しく収納してから、再度内ぶたをかぶせてください。
- 箱のふたを閉めて、梱包用テープを貼る